私は現在30代の男性です。
私は約5年前、同じ会社の同僚から140万円借りてそのまま踏み倒してしまった経験があります。
私の趣味であるバイクを購入するためのお金が必要になり、仲の良かった同僚にお願いし、月に5万円ずつ返済する約束で貸してもらいました。
しかしその後同僚が会社でトラブルを起こし、急に一括返済を要求されました。
しかし私には全額返す余裕がなく、「金が無い」と言い通し返済から逃げました。
結果的に同僚は会社を辞めたので、その後は連絡もせずにそのままです。
貸主側のトラブルが発生した際は毎日のように一括返済の催促がありましたが、金が無いことを理由にして返済をしていませんでした。
現在は返済したくても連絡先も変わっている状態で所在不明のため関係は切れています。
ただ“借金を踏み倒した”ということには変わりがないので、気持ち的にとてもモヤモヤしています。
私自身、当初から全額きっちり返済するつもりでいました。
しかし相手の出方次第では返済しようにもできない、やむを得ず踏み倒してしまうこともあるのです。
そこで私は借金を踏み倒してしまった場合、今後どのようになっていくのか、法的にはどうなのかなど、不安に思うことが多かったため、私のような経験をされている方に少しでも安心してもらうべく、このサイトを立ち上げました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
“借金の踏み倒し”とはどういうこと?踏み倒すとどうなる?
借金の踏み倒しとは、借金を支払わないままでいること、要は支払いをしらばっくれるということです。
しかしそのまま放置するのもどうなんでしょう?
借金は自然に無くなるわけがありませんからね。
ただ「働いても働いても借金が減らない???」、「今月は返済できたけど来月が不安???」など、返済する意思があってもなかなか思うように返済が進まないという方もいると思います。
ですが、借金を法的に踏み倒すための方法があります。
債務整理とは、借金を整理して無理のない返金額にしていくことです。
具体的には以下の3種類があります。
それぞれ説明していきます。
任意整理とは、特定の法律に根拠を置かない任意の手続きです。
なので借金をした人とお金を貸した人との間で納得のいく答えが出れば成立するということです。
裁判所を介さないのでリスクもなく、この方法を選択する方も多いです。
個人再生とは、裁判所を通して借金の額を大幅に減額して経済的な再生を目指す制度のことです。ただし継続的に収入があることが第一条件です。
また手続きが複雑なため、正しい知識と専門家への相談は欠かせないといえます。
自己破産とは、裁判所に借金の返済が困難なことを告げ、返済を免除してもらう手続きのことをいいます。返済義務が無くなるわけですから気持ち的には楽になるでしょう。
ただし自己破産をすることで、ブラックリストに載ってしまったり、職業制限や財産が処分されてしまうなどの極めてリスクの高い選択といえます。
借金に時効はある?借金の種類で異なる消滅期間
実は借金には時効(消滅期間)が存在します。
ただ借金の種類によって消滅期間は異なります。
その期間は以下の表をご覧ください。
信用金庫?信用組合?保証協会 |
時効期間のカウントは基本的には返済期日からとなっています。
なら時効まで支払いの催促を無視し続ければいいのか!と考える方もいると思いますが、様々な、それも現実味のない条件をクリアしなければ時効は成立することはありません。
その主な条件は以下の3つです。
- 時効期間を満了していること
- 払わないという意思を債権者に明確に示しそれに相手が応じること
つまりいくら消滅期間が満了したとしても、相手(債権者)が時効の事実を知りそれに応じなければ、時効の成立は難しいということです。
時効を待って相手と揉め合うことになるよりも、その期間で相手に返済するお金を貯めていく方が現実的ですし、何よりもそれが正しい選択だと私は思います。
まとめ:借金の返済に一人で悩まずまずは専門機関に相談しましょう
借金を背負いどうしようもなくなってしまった時、正直周りの人にも相談しにくいですよね。
しかし一人で抱え込んでいても時間ばかりが経って解決には繋がりません。
時間が経てば経つほど、自分も苦しいですし、借りた相手の方もどんどんあなたに不信感を抱いてしまうかもしれません。
説明にもあるように、借金を返済する手段はいくつかあります。
自分に合った方法で返済していくためにも、まずは専門機関に相談してみましょう。
今はどこに住んでいてもネットから簡単に相談に乗ってもらえる法律事務所があります。
これらの殆どは初回の相談は無料のところが多いので、抱え込んで考えている時間があるのならまずは相談してみることをオススメ致します。
追記:債務整理?自己破産に不安がある方へ
自力での返済が不可能となった場合は、自己破産を選ぶ他ありません。
しかし、自己破産という言葉には、破産後一体自分の生活はどうなるのか?という不安に陥らせるだけの怖さがあります。
このサイトでは、実際に自己破産を経験した管理人による体験談、自己破産後の生活の不便さや苦労などを赤裸々に語っています。
免責を受けて、早く借金から解放されたい。でも、自己破産には一歩踏み込めないという方はぜひ御覧ください。